中尾 康之助さんの作品2

「ブダペストの思い出」

(ブダペスト滞在2012.09.28~10.04)  

二十数年来行きた いと思っていたブダペストへやっと行く事が出来ました。この七月に暑気払いと妹夫婦と食事をした時に一緒に行かないか、と誘い、七〇歳も半ばを過ぎた二夫 婦で中欧旅行をする事になりました。ブタペストは行きたい所、見たい所が多くありますがお互いの都合も有り日程を調整してブダペスト六泊で予定を組みま す。
 六泊と言っても実質五日で、その間に二夫婦でまた妻と、そして私一人でとあちらこちらを回りました。ブダペストの素晴らしい夜景、美しい国会議事堂にオ ペラ座やハンガリー独特のアール・ヌーヴォー建築もあり、漁夫の砦や王宮、そして見応えのある中世の立派な教会と見て回ります。更に登山列車から子供鉄道 にも乗り、郊外へは日帰りの小旅行でセンテンドレへも行きました。ブダペストはまだまだ見たい所を沢山見残してきているので心残りです。
 ゲッレールトの丘かあら眺める夜景を見た瞬間、息をのみ、暫く誰も言葉がありませんでした。王宮や漁夫の砦にドナウの流れに姿を映す鎖橋など街全体が筆舌も写真でも表せない見事な景色を見せ、世界遺産に登録されているのは当然と見入りました。
 惚れて行ったブダペストですから街の何を見ても喜びを覚えます。まして、ホテルを国会議事堂が正面に見るドナウ川対岸に選んだのが成功でした。夕食のワ インやビールでほろ酔い機嫌になってホテルへ戻り、カーテンを開ければドナウ川の向こうにライトアップされた国会議事堂が正面を見せています。こんな至福 の時があるでしょうか。


ホテルから見る国会議事堂

メトロの駅でアール・ヌーボーの建物を見ようと妻と地図を広げていると「何処へ行くのだ、助けられるなら ば」と英語で声をかけてくれて親切に教えてくれた人、道に迷って飛び込んだ雑貨屋で手振り身振りで地図を示しながら尋ねると表まで出て来て教えてくれた女 性、混んでいる電車で席を譲ってくれた若者など数知れぬ親切に助けられてブダペストを慌ただしく走り去りました。 
 七十歳半ばの私としては精いっぱいのブダペストを楽しみ、皆様のおかげで良い思い出を残させて頂いたと感謝しています。
※ 思いはいっぱいあって、とても一気に書ききれません。私の感じた事を項目に分けて書いていきたいと思っています。