ハンガリーについて、データと概要

小さく、そして美しい

ハ ンガリーは中央ヨーロッパ、カルパチア盆地にある小国です(日本の約1/4の93,030平方キロメートル)。もし東の国境で早い朝食を取り、車に乗って 526キロメートル走れば、西の国境で夕食をとれます。しかしそんなに急ぐことはありませんよ、せっかく良いものが沢山あるのですから。

地方の街、世界遺産、長く豊かな歴史の足跡、人々(ハンガリーの人口は10,064,000人、その内「ドナウの女王」とも賞される首都ブダペスト には 1,698,000人が暮らします)、独特で興味深いハンガリー語(主要なヨーロッパの言語とは近縁関係を持たないとされています)、通貨:フォリント [Forint]略号 Ft. または HUF)、大陸性気候により夏は日が長く、暖かく、バカンスに最適であり、また、きらきらと輝く雪の中でニューイヤー・パーティも楽しいものです。

ハンガリー共和国は2004年からEU加盟国となりました。歴史をひもとけば、西暦1000年に聖イシュトヴァーン王統治の下、キリスト教を信仰す る王国となりました。現在の国境を接する隣国には、スロヴァキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア、クロアチア、スロヴェニア、オーストリアがありま す。ハンガリー民族は、そのめまぐるしい歴史の中で数々の民族と出会い、考えられないほど豊かに人種的な混ざり合いを経てきました。

1989 年に共産主義の不毛な停滞から目覚めて以来、ハンガリーでは観光が開花しました。観光はハンガリー経済の最も重要な分野の1つであり、2006年には GDP の8.5パーセントを占めています(2006年ハンガリーGDP総額は1119億2600万米ドル)。観光産業は同年3兆6000万ユーロの収入をもたら し、これは2005年と比較して4.8パーセントの成長を意味します。

2006 年には4100万人の外国人観光客がハンガリーの主要な観光地を訪れています。ブダペスト(本来ブダとペストという2つの都市であり、ドナウのゆったりと した流れによって分けられています)、主要ワイン産地(トカイ、ヴィッラーニュ、バラトン湖周辺、エゲル、ショプロンなどのワインは世界的に有名です)、 プスタ【大平原】(伝統的な村の生活に触れ、ハンガリー料理を味わうことができます)、ティサ湖やバラトン湖(とびきりのバカンスを過ごせます)などへ 人々は訪れます。同年の国内および外国からの観光客の総数は、商業宿泊施設で720万人を数え、のべ宿泊数は国内脚と外国人客を会わせて1,960万泊に のぼります。

観光客がハンガリーを訪れる理由は様々です。ですが国の規模に比べて、ある種の数は人々を驚かせます。例えば、温泉の数は1300にもなり、国立公 園は 11、世界遺産は8か所、ワイン産地は22か所もあるのです。またブダペストにあるネオゴシック建築の国会議事堂、ドハーニのジナゴーグ、そしてセー チェーニ温泉はそれぞれのジャンルでヨーロッパ最大です。

また、発明の天才を多く輩出していることでも知られています(ビタミンC、コンピュータ、電話、ボールペン、ホログラム、ダイナモ【直流整流子発電機】、マッチ、ルービック・キューブの発明者を調べてみてください)。

ハンガリーは世界でも有数の音楽の国としても知られています。民謡、民族音楽は世界を虜にしていますし(まだ聞いたことのない方は、映画『イング リッシュ・ペイシェント』をご覧になって下さい)、クラシック音楽の世界では、リスト、バルトーク、コダーイや、リゲティ、クルターグ、ツェルニ、バール ドシュといった大作曲家を輩出しています。全国のいたる所で国際音楽フェスティバルや一流のコンサートが開催されており、毎年数10万人が訪れます(例え ば世界に名だたるブダペスト春の音楽祭やシッゲト・フェスティバルは、ヨーロッパ最大の音楽とマルチ・カルチャーのイベントです)。

中央ヨーロッパ最大の湖があり(端から端までの距離最大77キロメートルのバラトン湖)、また人が入浴できる温水湖として最大の湖(ヘーヴィーズ)、最も美しい女性たち、そしておそらく世界で最恐(?)のサッカーチームがあるのかもしれません…(おっと失礼)。

空路でハンガリーを目指すなら、ブダペスト国際空港(リスト・フェレンツ空港)へ到着です。市内から南東へ16kmに位置し、タクシー、エアポー ト・シャトル、あるいは路線バスがご利用になれます。またバラトン湖西岸にあるバラトン空港もあります。ブダペストへは52の航空会社が運行しており、世 界各地100か所からの直行便があります。もし列車でお越しになるのならば、毎日50本の列車から選ぶことができますし、25か国の首都からの直行便でブ ダペストと結ばれています。国際列車はケレティ【東駅】デーリ【南駅】2つのターミナル駅のいずれかに発着します。高速道路は首都ブダペストから各地へと 伸びています。ブダペスト発着の国際路線バスはネープリゲト・バスターミナル[Népligeti Autóbusz-állomás]でご利用下さい。

現地時間はグリニッジ標準時(GMT)から1時間遅れ、日本との時差は8時間で、夏季は7時間となります。電源は220ボルト50ヘルツです。国民 の休日は1月1日、3月15日、復活祭月曜日4月21日 、聖霊降臨祭(ペンテコステ)月曜日6月9日、5月1日(メーデー)、8月20日、10月23日、11月1日、12月 25〜26日です。

これでハンガリーについてのレポートができるほどの知識をお持ちになったことでしょう。ですがまずは実際にハンガリーを訪れることを強くおすすめします。バカンスに、カンファレンスに、あるいはビジネスに、この気さくで美しい国へぜひお越しください!