第5回「ハンガリー旅の思い出」コンテストの発表(2008年)

ハンガリーをもっと皆さんに知っていただくため「ハンガリー旅の思い出」コンテストの作品を募集し、今回は21作品が寄せられました。

たくさんの思い出をいただきありがとうございました。
皆さんの思い出を少しづつピックアップしました。

お名前をクリックすると作品へリンクします。

第1回2004年の作品はここから。第2回2005年の作品はここから。
第3回2006年の作品はここから。第4回2007年の作品はここから。
第6回2009年の作品はここから。第7回2010年の作品はここから。
第8回2011年の作品はここから。第9回2012年の作品はここから。
回201年の作品はここから。

どうぞ素敵な思い出作りの場として、ハンガリーへご旅行ください。

お知らせ:手書きの原稿からのリタイプの過程で、またHP上での見易さを配慮し、
オリジナルから若干の変更があります。
さらに、地名などの明らかな誤りは修正させていただきました。アクセント記号も
文字化けを防ぐため省略させていただきました。

旅行作家 沖島 博美さんの感想
 作品の審査を、日経BP社「旅名人ブックス ハンガリー」を始め、実業の友社「わがまま歩き」など多数の旅に関する著作をもつ、旅行作家 沖島博美さんにお願いしました。
 皆さん、ハンガリーの思い出を生き生きと描かれて、楽しかった旅の様子が手に取るように判ります。どれも力作で、この中から5点を選ぶというのは大変残酷な作業でした。

  それでも敢えて選ばねばならないのなら、並河さんの「歴史の痛みと偉大さに触れる旅」が、ひとつだけ異質だったせいかインパクトがあり、大賞に選ばせて いただきました。安恒さんの「ハンガリー旅の思い出」は、短い素朴な文章でしたが妙に心を打つ内容で後々まで心に残りました。森さんの「地平線まで続く麦 畑」は、各地での体験も面白かったけれど、なにせオペラ座の一件が傑作でした。奥田さんの「ハンガリー少年との出逢い」はとても短い文章ですが、一つの出 来事だけを取り上げてエッセイ風に書いているのが良かったです。羽生さんの「早春のブダペスト・エステルゴムを訪ねて」は早朝に国歌を聴くなど変わったこ とをされているのが印象的で選ばせて頂きましたが、盛り込まれた要素が多過ぎて全体の印象が薄くなっているのが残念です。次回はもう少し的をしぼって書か れるともっと良い作品になるでしょう。

 関島さんの「パール街の少年たち」ですが、モルナール・フェレンツの小説の舞台となった場所を 訪ね、そこで色々考えさせられるというなかなか知的な内容 でした。簡潔な文章で大変良かったのですが、この小説の一般的知名度が高くないので、他の要素も少し取り入れてくださると誰もが関心を持って読めたと思い ます。

 山田さんの「オルガンコンサートツアー」は個人的にはとっても興味深かったのですが、少々専門的な事柄が多く、一般には難しいかな、と感じました。

 高田さん、トカイワインを差し上げられなくてごめんなさい。もうちょっと長く書いてくだされば良かったかな。田山さんの作品もペーチ訪問という珍しいもので注目しましたが、もっと詳しく知りたかったです。 

 みなさん、是非、来年もご応募ください!
お名前 ハンガリー旅の思い出タイトルと沖島さんの感想 思い出の写真
A賞 「ヘレンドイヤープレート」
並河 さん 「歴史の痛みと偉大さに触れる旅」

  確かに欧米諸国では道路や広場に偉人の名前や歴 史的出来事の日付などを付けていますね。ハンガリーの場合はとりわけ御指摘された3人と、セーチェニやイシュトヴァーンの名前が各地にあります。町の広場 や通りの名前にハンガリーの歴史の痛みと偉大さを見出すという、大変深い内容でした。
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B賞 「トカイ貴腐ワイン4プットニュシュ」
安恒 さん 『旅の思い出』

  結婚50周年を記念して中欧の世界遺産めぐりをされ、ハンガリー大平原での思い出を綴ってくださいました。短めですがまとまった文章で、とても読みやす かったです。プスタ平原に育つ白鵞鳥の羽毛布団を販売されておられ、その現地を訪れることを夢見ていたとのこと。その思いが伝わってきました。
C賞 「スパークリングワイン」
森 さん 「地平線まで続く麦畑」

  ロンドンから東京までの2万キロを徒歩でつなぐという壮大な計画の一部が今回のハンガリー徒歩旅行。歩いているから地元の人々との触れ合いは行く先々で あります。様々な貴重な経験をされて羨ましい限りです。ブダペストのオペラ座でヴェルディの『ドン・カルロ』を鑑賞された際、2幕で終わりと思って帰って しまったという行には声をあげて笑ってしまいました。実際あのオペラは大勢が登場する2幕最後の大合唱が一番盛り上がるので、あそこで帰ったのは正解かも しれません。
D賞 「フォアグラペースト」
奥田 さん 「ハンガリー 少年との出会い」

 短い文章ですが、子供鉄道に乗った時のエピソードが印象に残りました。少年が摘んだ花を投げてくれたなんて、こんなことをされたら相手が子供でも恋に落ちそうですね。
E賞 「アカシア蜂蜜
羽生 さん 「早春のブダペスト・エステルゴムを訪ねて」

  ハンガリーは6回目という旅のベテランさん。さすがに色々なことに精通されていて、さぞかし楽しかったことでしょう。4泊の滞在でコンサートを2度も聞 き、エステルゴムへも行って充実した毎日を過ごしておられました。マーリア・ヴァレーリア橋完成は、まさに平和の架け橋ですよね。
参加賞 雑誌AZUR 11月号(アイウエオ順)
井原 さん 「緑の町ブダペスト」

子供鉄道と温泉が目的の4日間の旅。初めてのブダペストにしては良い所に着眼しましたね。ツアーだと1~2泊が多いのに4日間でも全然足りないとは、すっかりハンガリーファンになられたのでしょう。
加藤 さん 「自国の歴史を大切にする国ハンガリーへの初旅」

  ゲッレールトの丘から眺める夜景の美しさはおそらくヨーロッパ随一ではないでしょうか。日が落ちて薄青い空が残っているタイミングはプロのカメラマンで も取り損ねるくらい貴重な映像です。それを奥様と二人で眺めることが出来たのは幸運でした。ガイドブックのように詳しい作品を有難うございました。
茅野 さん 「ハンガリーへの旅」

 オルガン演奏会を聴くツアーというのはとても高尚な旅で、そして楽しそうですね。買ったパプリカでグヤーシは上手にできましたか?
関島 さん 「パール街の少年たち」

 「パール街の少年たち」の舞台が8区に再現されたとの貴重な情報を有難うございました。関島さんに場所を見てきて欲しい依頼されたご友人の方も、ブダペストに行く機会があるとよいですね。
高田 さん 「ハンガリーの旅の思い出」

 宝物だったトカイワインを空港のゴミ箱へ捨てられたとのこと。断腸の思いだったことでしょう。テロ事件以来ワインであれビールであれ、液体は機内持ち込み禁止になり、割れ物は手荷物で、というわけにいかなくなったのは残念です。
佐久間 さん 「ハンガリーの旅の思い出」

 漁夫の砦が気に入られ、短い滞在で二度も訪れたのですね。相当印象に残ったのでしょう。お天気にも恵まれようで良かったですね。他にも綺麗な写真がたくさん撮れたことでしょう。
佐滝 さん 「ハンガリーの思い出」

 ハンガリーの世界遺産すべてを回る旅に出たということは、相当なハンガリーファンなのでしょうね。ホルトバージの夕暮れに感動された様子が目に浮かびます。もう少し長く書かれて、他の場所の感想も伺いたかったです。
山田 さん 「ハンガリーオルガンコンサートツアー」

オルガン演奏ツアーというたいへん珍しい内容でした。長い作品で日記風に詳しく書かれており、特に教会での残響に関する記述など興味深いものでした。
志野 さん 「旅の思い出」

中央市場で売られている物の価格が店によって多少異なることに気付くなど、なかなか観察がするどいことに感心いたしました。
杉 さん 「ペンパルを訪ねて」

 何十年間も文通を続けている方と初めてお会いしたなんて、とってもロマンティックなお話ですね。どうかもう一度、ブダペストへの旅を実現させて60年来のペンパルに再会してください。
中村 さん 「今年はどこに旅行くん?」

 子供鉄道に関する記述が大変興味深かったです。行き方も詳しく説明されており、子供たちの生き生きとした様子が描写されていて、ハプニングの件も想像できました。
田山 さん 「旅の思い出」

 ペーチに行かれたことだけを書かれており、短い文章ですが良くまとまっています。なぜペーチを選ばれたのか、その理由が知りたかったです。建築関係のお仕事をされていたのでしょうか。
渡邉 さん 「ブダペストのガイドさん」

 午後にブダペストに入って翌朝に去っていく、という大変短いハンガリー滞在だったにもかかわらず、良い思い出をたくさん得られたことに感心いたしました。きっとお二人とも精神的ゆとりを持っておられるのでしょう。
末光 さん 「ブダペストの空を仰ぎ見ながら」

 エッセイ風の文章で楽しかったです。観光も勿論いいですが、温泉三昧も悪くないですね。ご夫婦で仲良く楽しい旅をされている光景が目に浮かびました。
門田 さん 「Our Honeymoon in Budapest」

  新婚旅行で45時間の滞在中、ユーロのおつりがなくて走って調達しに行ってくれたツアーバス切符売場のアルバイトさん、公衆トイレを無料にしてくれた女 性など、ハンガリー人の誠実さと親切さを感じられたようですね。それにしても禁煙室に灰皿があって「禁煙!」と書かれているのはどういうことでしょう。ご 主人がおっしゃるようにハンガリー流のジョークかもしれませんよ。
千原 さん 「ハンガリーの思い出」

 10日間3カ国を列車で巡るたびは三つの国を思い出の中で自然と比較しています。プラハ、チェスキークロムロフ、ウィーン、ブタペストとクライマックスはブタペストでした。私がもっとも強烈に思い出となったのは、

(政観注:作品の受け取りが締切日以降であったため、沖島さんの感想はありません。作品の出だし部分を掲載しました。)


お知らせ:手書きの原稿からのリタイプの過程で、またHP上での見易さを配慮し、オリジナルから若干の変更があります。
さらに、地名などの明らかな誤りは修正させていただきました。アクセント記号も文字化けを防ぐため省略させていただきました。