第8回「ハンガリー旅の思い出」コンテストの発表(2011年)

ハンガリーをもっと皆さんに知っていただくため「ハンガリー旅の思い
出」コンテストの作品を募集し、今回は37作品が寄せられました。

たくさんの思い出をいただきありがとうございました。
皆さんの思い出を少しづつピックアップしました。

お名前をクリックすると作品へリンクします。

第1回2004年の作品はここから。第2回2005年の作品はここから。
第3回2006年の作品はここから。第4回2007年の作品はここから。
第5回2008年の作品はここから。第6回2009年の作品はここから。
第7回2010年の作品はここから。第9回2012年の作品はここから。
回201年の作品はここから。

どうぞ素敵な思い出作りの場として、ハンガリーへご旅行ください。

お知らせ:手書きの原稿からのリタイプの過程で、またHP上での見易さを配慮し、
オリジナルから若干の変更があります。
さらに、地名などの明らかな誤りは修正させていただきました。アクセント記号も
文字化けを防ぐため省略させていただきました。

旅行作家 沖島 博美さんの感想
 作品の審査を、日経BP社「旅名人ブックス ハンガリー」を始め、実業の友社「わがまま歩き」など多数の旅に関する著作をもつ、旅行作家 沖島博美さんにお願いしました。
まえがき

審査結果
  甲乙付けがたい作品ばかりで、その中から5つを選ぶのは大変でした。まして、その5つに序列をつけるのも難しいことでした。しかしコンテストとなると、 残酷ながらも選ばざるを得ません。選ばせて頂いた作品以外にも賞に匹敵する作品がいくつかありました。その方たちにはハンガリーの旅の本をお贈りしたいと 思います。これは発送をもって発表に代えさせて頂きます。
 
A賞
『ついに叶った妻とのハンガリー旅行』 津崎 明
  35年前、初めての海外出張でまだ社会主義国だったハンガリーを訪れた津崎さん。緊張した雰囲気の中で、夜が明けて初めて目にするドナウ河畔の美しさ。 その時から、この感動を妻と分かち合いたいと思っていた、大変な愛妻家でおられます。35年ぶりに訪れて感じたのは、政治体制は変わってもドナウ河畔の美 しさは変わっていない、そんなブダペストの魅力です。作品の随所に奥様への気遣いがあふれており、優しいお人柄が伺えました。読み終わって微笑んでしま う、とても後味の良い作品でした。
 津崎さんの旅の様子は、同時に応募してくださった奥様の津崎栄さんの作品と合わせて読ませて頂きました。どんなに楽しい旅であったかは、栄さんの作品『ハンガリーワインの故郷へ』から読み取れます。お二人へ向けて、A賞を差し上げたいと思います。

B賞
『ハンガリー旅の思い出』 浅賀 多恵子
  この作品は、わずか原稿用紙1枚、という大変短いものです。しかし非常によくまとまった文章で、A賞に、と迷ったほどでした。旅の行動が具体的に詳しく 書かれているわけではなく、淡々と感想だけが手短に述べられています。筆者がいかにハンガリーに魅せられたか、そして尊敬の念を抱いているか、その気持が 溢れ出ています。パスカルの名句に「今日は忙しいので短い手紙は書けません」とあります。久々にその言葉を思い出しました。長い文章よりも短い文章を書く 方が数倍も難しい。浅賀さんの作品は簡潔で表現も美しく、素晴らしい『ハンガリー旅の思い出』でした。

C賞
『美味しいハンガリーの思い出』 森井 洋二
  ツアー旅行だったにもかかわらず、フリー時間を上手に利用して僅か2日間のブダペスト滞在を最大限有効に過ごしておられました。有名なレストラン、ムー ゼウムでは念願のフォアグラをたっぷり楽しむことができ、その満足した様子が伺えます。奥様のお誕生日ということでレストランから特別の計らいがあり、感 激もひとしおだったことでしょう。ツアーの最後にブダペストで良い思い出を作ることができたのは、読んでいる側も嬉しい限りです。

D賞
『雪のマーチャーシュ教会とドナウ川ディナークルーズの夜』 鈴木 道子
  70歳代後半の御両親を連れての個人旅行。なんて親孝行なのでしょう。クリスマスの夜に着いたため開いている店はなく、必死で食べ物を捜し歩いた筆者。 やっとの思いで食べ物を持ち帰ると、ホテルの部屋では御両親が娘の苦労も知らずに寛いでいたとのこと。この時の情景が目に浮かびます。くさり橋を渡って寒 さで顔色が悪くなった御両親を慌ててカフェに連れ込んで休ませたり、劇場へ連れて行ったりと、よくお世話をなさいました。前日に乗り損なったディナーク ルーズや水陸両用観光バスなど、乗り遅れないように時間の管理も大変だったことでしょう。こんな娘さんを持って、御両親はお幸せですね。

E賞
『ヘレンドとハンガリーと、そして亡き母への想い』 渡邊 貴子
  亡くなったお母様からプレゼントされたヘレンドのティーカップ。それに惹かれて御自分でも買い集めていたヘレンドの食器。そのヘレンド村への旅を詳しく 綴ってくださいました。確かに「トゥッピーニの角笛」は絵柄の中で一番魅力があると思います。持病に効くのでは、と温泉治療もなさり、その効果も書かれて いました。本当に効くのですね!参考になりました。世界の名窯ヘレンドの魅力と、村への行き方がよく判る丁寧な作品でした。
 
お名前 タイトルと旅の思い出 思い出の写真
A賞 「ヘレンドイヤープレート」
津崎明さん 「ついに叶った妻とのハンガリー旅行」

  明日からの仕事への不安と時差でよく眠れぬまま 迎えた翌朝、今は名を変えてしまったが、デュナ・インターコンチネンタルホテルの部屋のカーテンを開けた時の驚きと感激は、忘れられない。朝日に輝くブダ の王宮、目の前を流れるドナウ川、そこを行き交う様々な国旗をつけた船、ホテルの前を走る黄色と白のトラム、今まで全く見たことのない光景であった。自分 がヨーロッパに来たのだ、という、あの感動を今でも鮮明に覚えている。
B賞 「トカイ貴腐ワイン」
浅賀多恵子さん ハンガリー「旅の思い出」

  旅というととかくカメラに映像を残すことに夢中になりがちですが、それも勿体なく感じられ、ただただ自分の目に心に焼きつけようと思ったのも、かの地が 初めてです。主人と共に行く海外旅行は、"広く浅く"がモットーでしたが、ブタ・ペストだけはまた訪れたい唯一の地となりそうです。
C賞 「スパークリングワイン」
森井洋二さん 「美味しいハンガリーの想い出」

   そして次のデザートの時間になりましたら、先のカルテットの人達がハッピバースデー・トゥーユーの曲を演奏してくれて、特別設えの花火状のローソクと 共にデザートを出してくれました。その時には5組ほどに増えていた他の席のお客さん達からも祝福の拍手を貰い、日本で予約書類に付記しておいて良かったな と思うと同時に、それにこんな形で答えてくれたこのお店の皆さんにも感謝です。このデザートも色んな味が楽しめ、これもスンナリと美味しく頂きました。
D賞 「フォアグラペースト」
鈴木求実子さん 「雪のマーチャーシュ教会とドナウ川ディナークルーズの夜」

  今回は冬の旅でしたが、春から夏にかけてハンガリーの草原には一面にケシの花が咲くと小説で読みました。次の機会にはぜひ、ブダペストの東に広がるとい う大草原を訪れてみたいと思っています。また、騎馬民族の伝統を誇る馬術ショーや、ハンガリー国民の不屈の精神の表れである「汎ヨーロッパ・ピクニック」 の開かれた場所も訪れてみたいと思っています。日本に帰った今では、テレビや新聞でハンガリーのことが報道されるたびに、まるで自分の故郷のことのように 気になります。ハンガリーは一度訪れた人を虜にしてしまう、そんな不思議な魅力を持った国だということを、実際に訪れてみて実感できた、今回の旅行はそん な有意義な楽しい旅行でした。
E賞 「アカシア蜂蜜」
渡邉貴子さん 「ヘレンドとハンガリーと、そして亡き母への想い」

  しかしハンガリーに関心を持ち始めた背景はさらに数年前に遡ります。ヘレンドの陶磁器です。そこには、ハンガリーという国への憧れとともに、今は亡き母 への想いが浮かんでくるのです。ヘレンドの食器は、その技術・品質・デザイン性を考えるとあたりまえですが、ほとんどが高価で私の手が届かない存在でし た。しかし数年前のある日、母がデパートのアンティーク・フェアでヘレンドの1940年代の「夏の庭園」というシリーズのカップを買ってきて、私にプレゼ ントしてくれました。年金1カ月分が吹き飛ぶくらい高かっただろうに・・・「質の良いものを愛情もって長い間大切にする」ことをモットーにしていた母は、 私が小さい時から私に質の良いものを与えては、なんとなくそう私に教え込んでいたようです。
作品 (アイウエオ順)
板倉輝武牛島徳夫S.K.、大橋正宏・郁代小倉房子久保美智代倉前沙織黒田純子その1黒田純子その2後藤等澤智子C.A.、芳 児鷹尾彰久竹島武郎津崎栄斉藤洋子中西ゆみ中山甲一奈良正治西原さと子パプリカ林芳博舟越志保本川順子本川則裕水田敬子森なつ美山上由理子山本光比古湯川裕子渡辺佳枝 (敬称略)
お名前 タイトルと旅の思い出  思い出の写真
板倉輝武さん 「ハンガリー旅の思い出」

 ハンガリーについての私の思い出はなんといってもブタペストにおける「漁夫の砦」から見た素晴らしい風景です。私はこれを油絵にまとめてみました。
牛島徳夫さん 「ハンガリー(ブダペスト)「旅の思い出」

こ こブダペストは、大河ドナウを隔てた王宮の丘側のブダと平地側のペストとが歴史ある「くさり橋」他6つの橋で連なり、それぞれに格調高い歴史的建造物や 彫像が立ち並んで、それら全てが混然一体として美感を呈している実に美しい都市であった。しかも、味わい深い童話や高尚な芸術などが大切にされている優れ た文化都市でもあり、また、あちこちに人々を癒す温泉が点在し、市民市場には豊富な食材が揃い、ヴァーツィ通りなどの商店街やクリスマスマーケットでは世 界各地の珍しい品々が並び、レストランで提供される各種の料理やトカイ地方で 生産されているワイン等はとても美味しいものであった。正に「ヨーロッパの 宝石箱」というに相応しいところであった。
S.K.さん 「ハンガリー旅行の思い出」

  実は、ハンガリーに行く前はハンガリーに対するイメージがあまりなく、「ハンガリーって確か中欧4か国ツアーとかでは1日観光で回るような国だし、7泊 もするなら、ウィーンとか行っちゃう」といった案も持ち上がっていたのだが、最終的にハンガリーだけをじっくり堪能する旅にして大正解だった。ハンガリー を旅して感じたのは、ハンガリー人の気質が日本人によく似ているな、ということ。ちょっとした気遣いなど、あまり海外では受けることのなかった接客態度 に、ストレスなく過ごすことができた。
大橋正宏・郁代さん 「夢のハンガリー文化の旅」

  また1日スパで過ごした日は、スパの入湯チケット購入時から身振り手振りで買い求め、ロッカールームの方向も身振りで教えてもらい、プール湯にたどりつ く迄スパの利用者に誘導され、人情味いっぱいのスパでした。お湯はぬるめで長時間浸かり、プール湯でチェスを楽しんでいる方を見て、思わず「パンフレット の写真と同じだわー」とつぶやいていました。
 英会話ができない二人でも「生きていたらまた旅したいね」と旅話は尽きません。充実した時間が送れたことを感謝します。
小倉房子さん ハンガリー「旅の思い出」

 10年も前のことでしょうか、誕生日に、私のところにやってきた、一つのペンダント、憧れのヘレンド陶器ものでした。「ハンガリーにあるんですよ」と説明をうけ、なんとなく中欧の国…どのへんかな、そんな程度の知識しかありませんでした。
 今年3月の大震災、部屋の家具は倒れさまざまなものが散乱し、途方に暮れた時をすごし少しずつ片づけを始めたころ、昨年12月にお土産として求めた民族衣装を身にまとったワインコルクを無傷で発見、かわいらしい姿にホットしたものです。
久保美智代さん 「艶やか!ドナウに上がった打ち上げ花火」

  そして、翌日。お祭りの余韻が残る中、くさり橋を渡って、ケーブルカーで王宮の丘へ。王宮では民族フェスティバルが開かれ、特設ステージではヨーロッパ 各地の代表を集めたフォークダンスショーやコンサートが行われ、昨日に続き、盛り上がっていました。アフリカンミュージックを聞いていた時のこと、地元の 女の子に交じって、突然、息子がステージに上がり、創作ダンスを始めたのです。これには母親の私もびっくり♪ 初めて聞く音楽に体が勝手に動き出したのか もしれません。踊りの後、「ワンダフル!」「キュート!」と観客からほめられました。
倉前沙織さん 「新婚旅行の足跡を追って」

 たまたまテレビで見た世界遺産パンノンハルマ。修道院の歴史、ワインの歴史、たちまちその世界に引き込まれることに―
「ハンガリーのワインはトカイだけじゃない!」
「ダンナ様! もう一度私をハンガリーへ連れてって!!!」
・・・もちろん答えはYESのみ(笑)
でも今回はダンナさまの意見も取り入れドイツ⇒ハンガリーの旅です。ミュンヘンから寝台列車でブダペストへ移動、意外と簡単に移動できるんです。
黒田純子さん
その1
「ハンガリーにて」

  国立美術館でも展示室はもうないと思って引き返そうとすると係の人が近づいてきて「あそこの扉の向こうにもう1室ありますよ。」と言ってくれた。これま で海外で美術館の類に数多く行ったが、他国の館員は見学者が展示物を全部見ようが見残そうがお構いなしのような雰囲気だった気がする。それは見学者の意志 でそうしているのだからこちらは関係ないわ、という事なのかもしれない。しかしハンガリーでは少しそれとは違っているような気がした。
黒田純子さん
その2
「ハンガリーワイン」

  次にとうとうトカイワインを持ってきてくれた。これは旨かった。マイルドだ。さすがにトカイは旨いのだ。どうだったか聞きにきたソムリエに「いや~、美 味しかった!トカイワインは特別なワインなのだということがよ~く解りました~。」その時には酔いも回ってきたせいか、無事5本試飲できたせいか妙に口が よくまわった。はじめからこの力の抜け切った私でここに乗り込めばもっとよい試飲ができたかもしれない。しかし、ドキドキしながら色々な味を楽しめた、と てもスリリングな体験だった。。
後藤等さん 「旅の思い出 「ワインの街エゲルへ」」

  その後はセラー内の写真や二人の写真を撮りましたが、写真の顔は二人とも強張っていました。 帰るとき少しお金を渡そうとしましたが受け取らず、握手を 求め肩をたたいてくれました。 ありがとうと何回も言い別れました。主人は自転車を押しながら緩い坂道を上り帰って行きました。 どこの国から来た人かも 知らず、親切にしていただいた主人に感謝しています。 名前を聞くことはできませんでしたが、もう一度あのワインセラーの前へ行き、主人に会えるのを待 ち、ワインをいただきたい気持ちでいっぱいです。必ずもう一度行きます。
 
澤智子さん 「ハンガリーの旅」

  センテンドレは非常に気に入りました。路地や丘が絵心を誘います。というわけで数日後、もう一度郊外電車に乗りスケッチに出かけました。(その為ホッロクーあるいはヴェスプレームの予定が飛んでしまいましたが・・・)
 行ってみたい所として自分の頭にインプットされマーカーで印を付けられた所が多く残されたままです。ハンガリー料理も、もっと味わいたかった!教会のコンサートも楽しみたかった等々・・・。残念な思いも正直ありました。
 スケッチにかなり時間を割いたため仕方ないのですが、こうなれば"いつかもう一度行く機会を持とう!"それしかありません。
C.A.さん 「ハンガリーの旅の思い出」

  数年前、チェコ・フィンランド・エストニアを旅し、東欧・中欧ヨーロッパの美しさに魅了され、もう一度その辺りの国を旅してみたくなり、今回ハンガリー を旅することになった。ハンガリーに着いてまず気づいたのは、ハンガリー人の顔立ちが、近隣国チェコ人とはかなり違うこと。アジア人の血が流れていると知 り、驚いた。 今回、ホルトバージ・エゲル・ブダペストと滞在したが、それぞれの街がまったく違うテイストだった。
芳 児さん 「親切な人々」

  凄い方向音痴の私は至るところに皆様に迷惑をかけ、皆様の暖かいお気持、御親切、御好意を頂き、それで一人旅が成立っています。感謝、感謝!一言ですね。
  ハンガリ-から帰国し、旅行日記を整理している内、「これから人々に親切してあげて、チャンスがあれば、私も人を送ってあげましょう」と思いました。案 外そのチャンスが早く来ました。今年6月末に畑で農作業をしているところに、見ず知らずの中年婦人が道を聞きにやってきました。「こんな暑いのに、彼女も 私と同じかな、方向音痴で千城台へ行かれるのにまったく反対の方向に来られたな。」と思いながら、車で彼女を目的地まで送らせて頂きました。まあ、お安い 御用でした。
鷹尾彰久さん 「感動の旅」

  いよいよハンガリーともお別れの日、空港でのロストバゲージというちょっと辛い体験もありましたが、ハンガリーが誇る世界三大貴腐ワインの甘~いトカイワインと、ヘレンドの陶磁器をお土産に買って帰ったのは言うまでもない事です。
 今回初めてハンガリーを訪れてみて、先祖であるマジャール人はアジアを起源としており、日本人と相通じる所があると思う。ハンガリーの人々の優しさにたくさんふれる事のできた素晴らしい旅でした。
竹島武郎さん 「ハンガリー旅の思い出」

  夕方に街の繁華街の近くの船着場に着くので、あとはドナウ川沿いの散策が本当に素敵です。鎖橋と川の向こうの王宮やマーチャーシュ聖堂などが次第にライ トアップされ、実に素晴らしい。私はヨーロッパで最も美しい夜景じゃないかなぁと思います。また、その歩行者散策路は軒並みレストランが並んで、私達も翌 日はハンガリー料理を舌鼓ながら夜景を楽しむという旅の贅沢を満喫しました。
津崎栄さん 「ハンガリーワインの故郷へ」

  葡萄畑の様子が見られないものかと尋ねたら「駅のもっと先の方に、このワイナリーが所有する畑がありますよ。自由に見られるので良かったらどうぞ」との こと。勿論GO!です。駅を過ぎ、数軒あるビンツェの前を通り過ぎ・・やがて見えてきた葡萄畑。まだ所々に残っている葡萄に「味見してもいいかしら?」と 1粒2粒。シワシワになっている葡萄発見!!「これが貴腐葡萄?こんなに貴重なもの取ったら怒られるかしら?」と言いながらもお味見!たのしーい!
斉藤洋子さん 「Why don't you come over?(こっちにおいでよ!)」

  今まで冬の欧州はあまりお勧めでないと感じていたのは、既述の通りですが、今実際に夏と冬に同じ街を訪れて考えてみると、どちらもそれぞれ違った美しさ があると感じています。ブダペストに限って言えば、夏の王宮をドナウ川の対岸から見たとき、素直にこの風景は冬に見た方が映えると思った。
 冬 の 寒空の下、威風堂々と佇む王宮、グレーの空にそびえる荘厳な建物とのコントラストはその美しさが際立つ。まさにSimply beautiful。もしかしたら、ほとんどの建物がブダペストの短い夏よりも、長い冬を想定して作られており、おのずと冬の景色にその美しさが映えるよ うに作られているのではないでしょうか?。
中西ゆみさん 「ハンガリー大冒険」

  今回の旅は、5月24日から6月5日。ウィーンに3泊、ハンガリーに8泊でした。8泊の内、1泊がミシュコルツ、6泊がブダペスト、そして帰国の飛行機 に乗るために、ショプロンに1泊しました。ショプロンのことは書きませんでしたが、3泊ぐらいしてもっと楽しみたい街でした。ケチケメートと共に次回の旅 までお預けです。
 短い旅でしたが、ガイドブックをなくすというハプニングにもかかわらず、ハンガリーの人たちのフレンドリーな温かい人柄のお かげで、旅を十分に満喫する ことができました。そして、ハンガリーの人たちが自分の国の文化を愛し、大切にしていることも分かりました。有り難う、ハンガリー、そしてまたいつかお会 いできることを楽しみにしています。
中山甲一さん 「ブダペスト訪問と、乗り損ねたドナウ川・ナイト・クルーズ」

  歴史を感じさせる街並み、ヨーロッパ大陸初の歴史ある地下鉄、豪華なオペラ座、ライトアップされた美しいドナウ川の風景、バスの中での運転手さんとの短 い時間のコミュニケーション等、ここですべては語りつくせませんが、ブダペスト訪問は思い出深いものとなりました。観光地を見学するだけでも楽しいのです が、その国の文化に触れ、現地のひとと会話しコミュニケーションをはかることが、その国を理解するうえでとても大切で、旅をより鮮やかに彩ってくれるとい うことを実感しました。
奈良正治さん 「ハンガリーの思い出」

  本当に思い出に残り胸に焼付いた旅でした。日本に帰ってきてからも妻と当時のハンガリーの旅の話題が出て又必ずもう一回行ってみたい、という欲求にから れている今日この頃です。今度はもっとハンガリーの田舎へ行ったり、ヘレンドの陶磁器工場の見学などをじっくり駆足でなくゆっくり個人旅行したいと思って ます。
西原さと子さん 「弾丸ツアーおひとり様ブダペストの巻」

 ヨーロッパは、バターの種類が日本より豊富で、安くおいしいです。
 冬は、お土産にして持ち帰るのが楽しみなので、スーパーに行き「塩が入ってるのはどれ?」と英語と独語で聞いたのですが通じません。 
 ジェスチャー(ヌリヌリ)「ほら、こうやってパンに塗るとおいしいよ」を店員さん3人が、一生懸命やってくれておもしろかったです。
 2kの塩袋を抱え、バターを持って「これ入ってる?」と今度は私がジェスチャーするとキョトン顔から笑顔になってくれました。
 謎が解け、みんなでしばらく声をあげて笑っていました。めでたしめでたし。
パプリカさん 「母と旅するハンガリー」

 ゲッレールト温泉から、ツアーの集合場所だった老舗のカフェ「ジェルボー」の前まで戻るために、自由橋を母とわたっていた時のことです。
 橋の中央まできたとき、川面をわたって遠くから心地よい風が吹いてきました。
  車の往来が一時的に途絶え、私たちの前にも後ろにも人はいませんでした。空は青く晴れ渡り、気持ちがいいなぁ~と思っていたその時、もしかしたらハンガ リーの昔の偉い王さまが「ハンガリーはもっとすごいところなんじゃよ」と、日本から来たうっかりものの旅行者に、見逃していたものを見せてくれたのかもし れないなぁなんて思いました。
林芳博さん 「ハンガリー 憧れの景色」

 久しぶりの海外旅行、行先を決めるのにかなり右往左往しました。一旦は、エジプトの旅行を申し込み、旅行代金も支払いを済ませておりました。
 ある日、ふと目にしたガイドブックの夜景写真に心が惹かれ、以来、どうしてもその場所に行ってみたいという思いが日増しに強くなっていきました。
 夜景写真、それは言うまでも無く、ドナウ川に架かるくさり橋です。
舟越志保さん 「ハンガリー/ブダペスト歩き」

  体調を崩すこともなく、見るものすべてが目あたらしい物の中でたくさんの経験をして、大きく成長して帰ってきたようです。ブダペストにあるたくさんの博 物館を見ても思ったのですが、ハンガリーは教育ということに学校教育以外の方法でうまく取り組んでいるように思いました。そして、旅行客にも歴史やいろん なことを丁寧に教えてくれる人が多く、世話好きな人が多いようです。何より、自分の国を愛しているというのがよく伝わりました。長男が大きくなったら、ま たもう一度行ってみたいです。
水田敬子さん 「ハンガリー旅行 うれしい出会いに恵まれて」

 そのご縁というのは、1年半前、京都府宇治市で行われた姉妹都市提携推進にむけた「ハンガリーの魅力~そしてペーチ~」という講演会にまでさかのぼります。
 その講師が何と私達の高校卒業時の担任の先生。市政だよりの案内を見た宇治市在住の友人の知らせでさっと6人がそのお話を聴講に。
 宇治市民でもないのに約70人の中にまざって、そのうち3人がハンガリーに旅することになります。
本川順子さん 「湖が温泉?」

 日頃から温泉が好きで、日本各地の温泉巡りをよくしています。それだけに、今回の旅ではヘーヴィーズの温泉湖が何よりの楽しみでした。湖が温泉?いくらガイドブックを読んでもネットで調べても実感として分かりませんでした。
 それでもとにかく水着を持って出かけました。
 ホテルから湖へ向かう途中で、浮き輪を持った何人もの人とすれ違いました。湖は深いために浮き輪が必要だと聞いていましたので、この人たちもそこからの帰りなのだと思うと気持ちが高ぶってきました。
本川則裕さん 「ワグナー・ナンドールゆかりの地へ」

 そして一組は、故郷ハンガリーのブダペストのゲレルトの丘にあると言うことだった。私たちはこれも縁であり、いつか是非ともそこを訪れたいと思っていた。したがってハンガリー旅行が決まった時点で、当然その実現を目指した。
 これが三番目の大きな目的だった。今回の旅の、これまでの五十ヶ国あまりの海外旅行にはない特別な目的だった。
森なつ美さん 「ある再会」

  旅から帰宅するやいなや、私は20年前に買って帰ったCDを整理箱から取り出した。なぜそうしたのか自分でもわからない。もう1枚、以前ブダペストで買ったCDがあるはずだな、とは考えたが、別にそれほど急いで探す必要はなかった。
 2枚のCDのジャッケトを見比べて私は、「あっ」と、声をあげた。
  昔、買った方の写真の中に、今回チャルダッシュを弾いてくれた人がいたのだ。メンバーのうちのもうひとりも同じ人物であった。記憶の底に沈んでいたか ら、なぜだかわからないままに古いCDを見てみる気になったのだろうか。新しいCDの彼らの容姿には20年の歳月が流れていた。有名な方たちと同列に語っ ては失礼ながら、こちらのうえにも同様の時間が過ぎている。
山上由理子さん 「リストを巡る街歩き」

   その後は、オペラ座の内部ツアーでまたまたリストのブロンズ像と対面。残った時間はヘレンドのショップでお気に入りのティーセットを物色したりしなが らブダペストの一日を終えた。その日の夕食を摂りながら「リスト記念館がメインだったのに…。リスト記念館でリストにのりうつってもらう(笑)つもりだっ たのに…。」そう嘆いている私に追い討ちをかけるように「リストに見放されたんじゃないの?」と主人のきつい一言。
山本光比古さん 「誕生日はブダペストで」

  シナゴークの近くにある地元の人に人気のレストラン「クーレ・ヴェシェ」の「無料の石のスープ」が名物ということなので、はやる気持ちを抑えながら向か いました。ガイドブックによるとお昼の定食が人気メニューなので、早速、注文します。チキンカツとマッシュポテトが本日の料理です。さてさて石のスープと はどんなものかを聞くと、ウエイトレスがにっこりほほ笑んで奥のテーブルを指差します。なるほど、無料ということもあり、セルフサービスなのかと早合点。 ところが何もありません。
湯川裕子さん ハンガリー「旅の思い出」

  異変を察した夫はあわてて待合室の方へ駆けていった。暫くして戻ってきた夫の手にバックは無い。パスポートは?と、まず最も大事なものの行方を確かめる と、身につけているから大丈夫だという。ただバックのなかには使い始めたばかりのイーストレイルパス、若干のお金、着替えなどがある。さて、どうしたもの か。発車時間が迫るなか、これ以上予定を遅らせない方がいいと判断し、バックはあきらめ、夫の切符あらためて買うことにした。
渡辺佳枝さん ハンガリー「旅の思い出」

 「ドナウ川が東から南に流れを変えるドナウベンド」は雄大で静かで…もう少しボーっと眺めていたかったものです。ヨーロッパの中でも、ハンガリーは民族的・言語的にアジアに近いと聞きました。2度めがあるものならそのふれあいもしてみたいものです。


お知らせ:手書きの原稿からのリタイプの過程で、またHP上での見易さなどを配慮し、オリジナルから若干の変更があります。
さらに、地名などの明らかな誤りは修正させていただきました。。